125歳寿命説

大隈重信の125歳天寿説

大隈重信は、「成長期にかかる年数の5倍は生きる」としました。そして、人間は25年かかって成長を終えるので、25×5で、「人間は125歳まで生きられる」と述べました。この「125歳天寿説」はフランスの生理学者の述べた説をもとにしているようです。しかし、実際にはどうでしょうか?元気で長生きとなると、もう少し短い気がしませんか?法医学の古畑種基博士の説を支持しています。古畑種基博士は、血液の凝固の極限が30歳から35歳であることに着目して、その三倍としました。つまり、90歳から105歳としました。これを「105歳天寿説」といいます。実際、尾崎行雄徳富蘇峰田中館愛橘松下幸之助、土光俊夫、塩谷信男、三石巌など、その年齢です。実際に手相をみても、うなづけるところです。余談ですが、古畑種基博士は、よい人相でも有名な方で、人相の本には掲載されることの多い人物でした。