時代区分の考え方

日本文学・日本文化での時代区分の考え方

 

Ⅰ 上代(奈良)飛鳥

白鳳

天平

Ⅱ 中古(平安)弘仁

貞観

国風(藤原)

院政

Ⅲ 中世(鎌倉)鎌倉

(室町)南北朝

北山

東山

天文

桃山

Ⅳ 近世(江戸)寛永

元禄

文化文政

幕末

Ⅴ 近代(明治・大正・昭和ニ〇年)明治

大正

昭和(前期)

Ⅵ 現代(昭和ニ〇年以降・平成)昭和(後期)

平成

                  令和

 

(参考)

古代・・上代+中古

上代=上古

現代・・平成以降を示すこともある

国風暗黒時代と漢詩

南北朝の動乱・・日本語アクセントの大転換

応仁の乱・・文法変化の大転換・文化史の大転換(内藤湖南

一七〇〇前後で近世を前半と後半とに分けるとよい

第一次鎖国(国風文化へ)と第二次鎖国(近世の文化へ)

 

日本史での時代区分の考え方

 

原始・・旧石器・縄文・弥生

古代・・古墳・飛鳥・奈良・平安

中世・・鎌倉・南北朝・室町

近世・・安土桃山・江戸

近代・・明治・大正・昭和(前期)

現代・・昭和(後期)・平成・令和

 

 

 

 

 

 

 

 

来談者中心療法

臨床心理学編

(第2回)講義資料

 

来談者中心療法

 

1.カール・ロジャース(1902-1987)・・来談者中心療法の創始者・・

20世紀にもっとも影響を与えた心理療法家の第一位に選出。

(特徴)寄り添う・成長を見守る・・パーソン・センター・ド・ケア(ボケても心は生きている)

                  cf.脳科学

人間一人ひとりには、たとえ目に見えなくても、その人の成熟に向かって絶えず前進する力と傾向性が必ず存在する。この傾向性は、それが適切な心理的風土を与えられたとき、潜在可能性から現実性へと足を踏み出す。 (ロジャースのことば)

・・クライエント(相談者)の考え、行動を是認することでもなく、否定することでもなく、相手をあるがままに受け入れ、その存在のかけらさえ考えられない「成熟に向かって前進する力と傾向性」を信頼するとき、それまで、「ポテンシャル」(潜在可能性)だったものがリアル(現実性)になることを指す。

 

2.来談者中心療法

ロジャースの信奉者・・「ロジャリアン」

聴き方を二種類・・消極的傾聴(passive listening)と積極的傾聴(active listening)

a.消極的傾聴(パッシヴ・リスニング)

じっと冷静に耳を傾て、寄り添いながら本人の成長を見守る聴き方である。これによって、ラポール(信頼関係)を構築することができる。本人が話しながら、気づきを得るという効果がある。  cf.あいづち・オウム返し・質問

b.積極的傾聴(アクティブ・リスニング)

飲み屋のママのように「例外の質問」をしていき、気づかせる方法である。「ジョハリの窓」のように、「自分は気づいていなくても他人が気づいている盲点」に気づかせるような質問をするという方法である。これは、悪質な宗教団体などから足を洗う時に用いる「脱出カウンセリング」などのときにも有効とされている。  cf.映像・モデリング

 

3.精神医学

脳の分泌をよくする成分(セロトニンドーパミン、ノンアドレナリンなど)

来談者中心療法・動機付け面接・認知行動療法・マインドフルネス

 

 

心理学の重要人物

臨床心理学編

(第1回)講義資料

 

心理学の分類と重要人物

 

1.心理学の分類

a.実験心理学・・ヴント

健康な人が対象・心のメカニズムを探る・脳機能も学ぶ。

文学部・心理学部で学ぶ

b..臨床心理学・・フロイト

不健康な人が対象・不健康な心を診断したり、治したりする。

教育学部・心理学部で学ぶ

c..生物学的精神医学

脳機能に注目して、薬物治療を行う。

医学部で学ぶ

 

2.心理学の重要人物

  フロイト(1856-1939)・・オーストリア

  アドラー(1870-1937)・・オーストリア

  クーエ(1857-1962)・・フランス

  ユング(1875-1961)・・スイス

  クレッチマー(1888-1964)・・ドイツ

  エリクソン(1902-1994)・・ドイツ生まれアメリカに帰化

フロム(1900-1980)・・ドイツ生まれアメリカに帰化

マズロー(1908-1970)・・アメリ

ピアジェ(1896-1980)・・スイス

フランクル(1905-1997)・・オーストリア

ジェーラー(1874-1928)・・ドイツ

シュプランガー(1882-1963)・・ドイツ

神谷美恵子(1914-1979)・・日本

 

作文・レポート・論文

レポート・論文を書くための基本ルール

  1.自分の言葉で書く

  2.自分の言葉と他人の言葉を分けて書く・・引用・・

  3.テーマに関する論点・主張・根拠を書く。

 

作文

1.あるテーマの事実について、主観的な心情・感想を書く。

2.文体は、敬体(です・ます)、常体(だ・である)のどちらでもよい。

3.特に決まった形式はない。

 

レポート・論文

1.論点について考察した結果の主張を、客観的な根拠を示しながら書く。

2.文体は、常体(だ・である)で書く。

3.書くための形式が決まっている。

古文単語2023.0625

いふかひなし(かひなし)  どうしようもない

  いふかひなくぞこぼれ破れたる。『土佐日記

  どうしようもないほどこわれていたんでいる。

いみじう(いみじ)  はなはだしく。たいへんに。(たいへん・・だ)

  いみじう苦しげにて 『大鏡

  たいへんに苦しそうで

いらへ(いらふ)  返事・答え。(返事をする・答える)

  尼君ぞいらへなどし給ふ。 『源氏物語

  尼君が返事などをなさる。

うけたまわる(承)  拝聴する。お聞きする。

  いみじううけたまはらまほしけれど 『更級日記

  とてもお聞きしたいけれど

うす(失)  死ぬ

  にはかにうせにしかば 『土佐日記

  急に死んだので

社会の言葉

社会の言葉1(問題編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.空気の流れをよくするために、窓を開ける。

 

2.戦争が始まった当初の国内状況を調べる。

 

3.国民の安全を守るのは、重要な仕事だ。

 

4.火山の爆発をニュースなどで知る。

 

5.豊臣秀吉が武力で全国を制圧した。

 

6.毎年11月の祝日に働くことを貴び感謝する。

 

7.国民は急な改革をしないように求めた。

 

 

(語群)

流通 報道 情勢 保守 保全 勤労 圧迫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の言葉1(解答編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.空気の流れをよくするために、窓を開ける。 流通

 滞りなく流れること。広く世の中で使われること。

 通る・流れる・通用

2.戦争が始まった当初の国内状況を調べる。 情勢

 物事が変わっていく成り行き。

 状態・形勢

3.国民の安全を守るのは、重要な仕事だ。 保全

 安全を保つこと。

 保護・保持

4.火山の爆発をニュースなどで知る。 報道

 テレビやインターネットで、世の中の出来事を大勢の人に知らせること。

 通知・報知

5.豊臣秀吉が武力で全国を制圧した。 圧迫

 強く押し付けること。相手を力で押さえつけること。

 圧する・威圧力・弾圧

6.毎年11月の祝日に働くことを貴び感謝する。 勤労

 務め励むこと

 勤務・労働

7.国民は急な改革をしないように求めた。 保守

 昔からの伝統・風習・考え方を守っていこうとすること。

 保存・維持

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の言葉2(問題編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.兄は商品を海外に売る会社に務めている。

 

2.経営の実権を握り、会社を乗っ取る。

 

3.線路と平行した道端に菜の花が咲いている。

 

4.姉は商品を海外から買う会社に勤めている。

 

5.金の力にものを言わせるなんて最低だ。

 

6.会社を営んでいる父は毎日忙しい。

 

7.店の儲けを増やすため、ネット通販を始める。

 

 

(語群)

沿線 収益 経営 輸出 輸入 財力 勢力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の言葉2(解答編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.兄は商品を海外に売る会社に務めている。 輸出

 品物や技術を外国に売り出すこと。

 移出

2.経営の実権を握り、会社を乗っ取る。 勢力

 他を従わせ、押さえつける勢いと力。

 権勢・権力・威勢

3.線路と平行した道端に菜の花が咲いている。 沿線

 線路や幹線道路などに沿ったところ。また、それらに近い地域。

 沿道

4.姉は商品を海外から買う会社に勤めている。 輸入

 品物や技術を外国から買い入れること。

 移入

5.金の力にものを言わせるなんて最低だ。 財力

 財産のある人が持っている力。費用を負担することができる力。

 資力・経済力

6.会社を営んでいる父は毎日忙しい。 経営

 利益を出すために事業を行うこと。

 運営

7.店の儲けを増やすため、ネット通販を始める。 収益

 利益を手に入れること。

 益・利・利益・利潤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の言葉3(問題編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.新しい店員を雇うために面接試験を行う。

 

2.倉庫に大切に収められていた絵を展示する。

 

3.業務に就くときに制服を着る。

 

4.生活に必要なものを作る人たちを尊敬する。

 

5.店を出すための元手を銀行で借りる。

 

6.不況でたくさんの会社が潰れた。

 

7.商品を買った人のレビューは参考になる。

 

 

(語群)

採用 倒産 資金 消費者 生産者 従事 収蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の言葉3(解答編)

 

〇以下の傍線部の語句と関係の深いものを、下記の語群の中から選んで書き込みなさい。また、わからない語群の漢字の意味も調べてみましょう。

 

1.新しい店員を雇うために面接試験を行う。  採用

 意見や人物などを取り上げてもちいること。

 採る

2.倉庫に大切に収められていた絵を展示する。  収蔵

 ものを大切にしまっておくこと。

 保存・保管

3.業務に就くときに制服を着る。  従事

 仕事に携わること。

 従業・服務・執務

4.生活に必要なものを作る人たちを尊敬する。  生産者

 生産の仕事に携わる人。

 製造業・農家

5.店を出すための元手を銀行で借りる。  資金

 事業をする元になるお金。

 資本・資本金・キャピタル

6.不況でたくさんの会社が潰れた。  倒産

 経営が立ち行かなくなり、会社や商店が倒れること。

 破産・倒れる

7.商品を買った人のレビューは参考になる。  消費者

 作り出された品物を消費する人。

 コンシューマー