論理療法

論理療法

 

1.アルバート・エリス(1913-2007)・・論理療法の創始者・・

20世紀にもっとも影響を与えた心理療法家の第二位に選出。

(特徴)時間のかかる心理療法への挑戦。「治療に何年もかける必要はない」。

      「性格は変えられないが、人生は変えられる。」(エリスのことば)

      ・・性格を無理に変えようとするのではなく、行動を変えようとするほうが発展的であり、思考・考え方が変われば、感情や行動も変化することを示す。

 

2.論理療法(論理情動療法)

a.現象学の「出来事→思考→感情→行動」を参考にして作られた療法で、ABC理論と呼ばれる。

b.エレベーターが怖ければ、20回エレベーターに乗せるなどの現実的なトレーニングの有効性も認めている。

 

A(出来事Activity event)→B(信念・固定観念Belief)→C(行動Consequence)

 

この中で、Bの部分の認知の歪み・極端な一般化・非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)としてあげているのが、以下の4点である。

 

a.「-ねばならない」「-べきだ」

b.悲観的

c.非難・卑下的

d.欲求不満低耐性

(例)

A社との契約が取れなかった。→契約が取れなければ終わりだ。→もうだめだ。

A社との契約が取れなかった。→営業先はA社以外にもある。→次は頑張るぞ。

 

cf.ABC理論に二つを加えて、ABCDE理論と呼ぶこともある。

A・・Activating event(出来事)

B・・Belief(信念、固定観念)

C・・Consequence(結果)

D・・Dispute(論駁)

E・・Effect(効果)