あからさま ちょっと。急に。
あからさまに来てみれば(『更級日記』)
ちょっと来てみると
あく(飽く) 十分である。満足する。
心づくしの一声も、あかずうらめし(『中務内侍日記』)
気のもめる一声も十分でなくうらめしい
あくがる ふっと出る。
わが身よりあくがれいづる魂(『後拾遺集』)
わたしの体からふっと出た魂
あさまし あきれて情けない
しみじみとした情趣もわからなくなってゆくのは、あきれて情けない。
あそび・あそぶ(遊) 詩歌管弦の遊び
御遊びありし夜(『大鏡』)
宮中での管弦の遊びがあった夜