いふかひなし(かひなし) どうしようもない
いふかひなくぞこぼれ破れたる。『土佐日記』
どうしようもないほどこわれていたんでいる。
いみじう(いみじ) はなはだしく。たいへんに。(たいへん・・だ)
いみじう苦しげにて 『大鏡』
たいへんに苦しそうで
いらへ(いらふ) 返事・答え。(返事をする・答える)
尼君ぞいらへなどし給ふ。 『源氏物語』
尼君が返事などをなさる。
うけたまわる(承) 拝聴する。お聞きする。
いみじううけたまはらまほしけれど 『更級日記』
とてもお聞きしたいけれど
うす(失) 死ぬ
にはかにうせにしかば 『土佐日記』
急に死んだので