流行・攻撃性
流行について
(流行のイノベーター理論)
○異端期
イノベーター・・好奇心旺盛で革新的な消費者が、新商品をいち早く購入する。市場の2.5%。
○流行期
オピニオンリーダー・・個性的であることを好む人たちがイノベーターを追う。市場の13.5%。
アーリーマジョリティ・・それまで慎重だった人たちも、周囲の動きに同調して流行を取り入れようとする。
レイトマジョリティ・・さらに流行に追随する人が増えるが、ピークは過ぎる。
ラガード・・流行に見向きもしないか、追随する頃には次の流行が始まっている。
(流行の4要因)
・独自性への欲求・・人と違う自分でいたい
変身への欲求・・日常の自分を捨て、変わりたい、違う自分になりたいという欲求。
自己顕示的な欲求・・個性的でありたい、周囲から際立った存在でいたいという欲求。
・同調の欲求・・周りと一緒がいい
斉一性への欲求・・周りの人と同じように行動したい、孤独を感じたくないという欲求。
威光への欲求・・芸能人やスポーツ選手を自分と同一視して、スタイルを真似したいという欲求。
(購入までのプロセス)
1認知・・店頭や広告を通じて商品の存在を知る。
2理解・・商品の特徴、ほかの商品との違いを知る。
3確信・・欲しい、使ってみたいという欲求が生じる。
4購入・・店頭で商品を手に取る段階。
攻撃性手がかり理論
(攻撃行動の多面性)
身体的攻撃傾向
暴力など身体的攻撃反応などを行う傾向
言語的攻撃傾向
批判、自己主張など言語的な攻撃反応を行う傾向
間接的攻撃傾向
怒りや敵意を間接的に表現する傾向
敵対的な態度・認知・信念
出来事を挑発や敵意と認知しやすい傾向
攻撃的情動
怒りの感じやすさと表出抑制の程度
罪悪感・敵意の抑制
人を傷つけることへの罪悪感、敵意の過剰抑制傾向。
サディズム・暴力衝動
人を苦しめて快を感じる傾向爆発の衝動
攻撃性に関連した諸特性
支配性、自己主張、権威に対する態度、タイプA、権力の軽視、マキャベリズムなどの攻撃や、暴力の反応をもたらしやすい性格傾向。
対人葛藤への反応傾向
人との対立を解決する個人的スタイル
加害体験・被害体験
発情期における暴力の被害体験と加害体験
対女性暴力
女性に対する暴力傾向
攻撃性に関連する病理
攻撃性に親近感を持つ精神症状
(バーコヴィッツの攻撃性の公式)
「攻撃性への準備(レディネス)+攻撃の手がかり=攻撃反応」
※攻撃性への準備・・フラストレーション・他者からの攻撃・攻撃習慣
レディネスが高いときには、きっかけなしに攻撃反応に移る。
ディベートの原則
(ディベートの鉄則)
1主張するものは証明すべし
2沈黙は同意を意味する
3建設的な議論をする
4人格と議論を切り離す
5意見と事実を切り離す
(ディベートの禁止事項)
1揚げ足取り
2水掛け論
3詭弁、屁理屈
4個人攻撃
5データ(証拠資料)の捏造